Hair concierge ?小川侑哉です。
【いまの最先端美容は..】ヒト幹細胞培養液ができる毛根ケアとは?のお話。
海外の化粧品メーカーや、最近では日本の雑誌でも取り上げはじめられている〈幹細胞〉というキーワード。ようやく日本にも浸透しはじめてきており、これから〈幹細胞配合コスメ〉も続々登場してくると思います。ですが中身が分からないものって使うのちょっと気が引けますね。
なので、まずは〈幹細胞〉についてできるだけ分かりやすくご紹介させていただきます。
【幹細胞とは・・】
身体の中には、皮膚や血液のようにひとつひとつの細胞の寿命が短く、絶えず入れ替わり続ける組織を保つために失われた細胞を再び生み出して補充する能力を持った細胞を持っています。こうした能力を持つ細胞が〈幹細胞〉です。
〈幹細胞〉と呼ばれるには、次の二つの能力が不可欠で、一つは皮膚・赤血球・血小板など、身体を作る様々な細胞を作り出す能力(分化能)と、二つめは自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂することができるという能力(自己複製能)です。
そこに着目し、細胞を活性化させてくれると言われている幹細胞は大きく分けて2種類あります。
?、植物由来の《植物幹細胞》
・植物の〈幹細胞〉を取り出して人工培養で増やし、その細胞から抽出したエキスを利用したものでリンゴ幹細胞エキスやアルガン幹細胞エキスなどがあります。
・効果としては、高い抗酸化力と潤いを与える効果があります。
※注意点としては、ヒトの肌環境を整えるタンパク質などは含まれていないというところ。
?、ヒト由来の《ヒト幹細胞》
・ヒトの〈幹細胞〉を取り出して人工培養で増やし、その細胞が分裂した時に出るコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸など約200種ものサイトカインなどが入った上積みだけを抽出した〈ヒト幹細胞培養液〉には※成長因子(グロースファクター)が豊富に含まれている為、再生医療や美容分野で組織再生に効果的とされ注目を浴びています。
・ヒト由来にも、最近では〈歯髄(しずい)幹細胞〉と〈ヒト脂肪由来幹細胞〉などがありますが、現在美容や医療で最も使われているのが、ヒトの皮下脂肪から採取した脂肪由来の〈ヒト幹細胞〉で、アンチエイジングに効果的な成長因子が豊富に含まれています。
※成長因子とは、特定の細胞の増殖や分化を促す、体内にあるタンパク質の総称です。
※副作用や安全性においても、もともとヒトの中に存在しているものなので問題ないとされています。
この2種類の〈幹細胞〉が、今までのトラブルが起きてから補うことしかできなかった従来の〈対処療法〉から、根本から改善しトラブルが起きない状態をつくる〈予防療法・予防美容〉に変わってきており、ヒトが元々持っている自己治癒能力を最大限に高め、細胞の活性化により究極のアンチエイジングを目指すという時代の変革期に入ってきました。
【ヒト幹細胞培養液で期待できる効果とは・・】
・シワ改善防止効果
・発毛、育毛促進効果
・白髪の改善防止効果
・高い抗酸化作用
・創傷治癒効果
・ホワイトニング(美白)効果
などが挙げられます。
簡単にイメージしていただくと、動きが悪くなり正常な働きができなくなって眠ってしまった細胞達を、再び呼び起こして細胞の働きを正常化するということなのです。ですので、上記あげた項目以外にも、細胞活性して自己治癒能力が復活すれば改善してくることのほとんどは効果が期待できます。
【そもそも培養液とは・・】
細胞を培養する時に使用する調整された液体のことを指し、〈ヒト幹細胞培養液〉の場合、培養液中で細胞分裂をし、栄養成分が溢れ出した培養液のみを抽出したもののことをいいます。
※培養している細胞は入っておりません。
【ヒト幹細胞美容液を用いた毛根ケア・・】
atama.laboでは、高純度の〈ヒト幹細胞培養液〉100%のものを使用して発毛育毛を行っております。ミノキシジル・プロペシアetc..により副作用の強い〈薬物対処療法〉ではなく、〈ヒト幹細胞〉を用いて自然な自己治癒能力を復活させることによる〈予防美容〉をご提供しております。
細胞活性により、根本的な改善になり、毛根から正常な状態へと戻していきます。
【発毛や育毛の詳しい効果は・・】
〈ヒト脂肪由来幹細胞〉が頭皮からの根本改善に効果があるのは、大きく分けて2種類あります。
?、毛穴の奥、バルジ領域にある毛包幹細胞・色素幹細胞の活性化させ、正常な働きをさせる。
※毛包・色素幹細胞についてはこちらを参照ください。『?【わかりやすく解説!】白髪になる原因と髪のメカニズムについて?』
?、毛芽(もうが)の再生
真皮層にある毛芽とは、髪が毛穴から抜けきっていて、毛穴が完全に塞がってしまった状態。その状態でも、毛穴の記憶が情報として細胞の中に眠っており、それを活性化することによりもう一度毛穴を再生し、毛が生まれてくる環境づくりをしていきます。
【どのくらいで効果がでるの?】
男女問わず、三段階に分けると、、
初期(なんか薄くなってきたかも)・・・約3ヶ月くらい
中期(周りから言われるようになってきた)・・・約6?9ヶ月くらい
重度(明らかに薄く感じる)・・・約1年?
ともちろん何事も100%はないので個人差はありますが、〈予防美容〉をしておけば悩むことも無くなるということです。
【こんな症状をお持ちの方の使用は控えてください・・】
・循環器系、アトピー、皮膚炎などの持病をお持ちの方
・ステロイドの塗り薬や注射をされている方
・花粉症(薬を飲まない時期にずらせばOK)
・高血圧、高脂血症(血に栄養がのらないのでまずは体質改善から)
※体質改善のすすめはこちらを参照ください。『【すべてのはじまりは血から!】たっぷりの良質な血で健康な身体を作る方法とは?、【明日から改善できる!美髪への第一歩!】?髪に良い食事は?悪い食べ方は??』
【安全性は・・】
日本では「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の第2条に「生物由来原料、生物由来製品」という規定があり、厚生労働省の生物由来原料基準を守る法律が定められています。ヒト脂肪由来の〈ヒト幹細胞培養液〉は、エイズや肝炎を含むウィルス・細菌に感染していない健康な成人女性ドナーの皮下脂肪を採取し、その中から取り出した幹細胞を培養して抽出します。
※当社で使用している〈ヒト幹細胞培養液〉はGMP(薬事法に基づいて厚生労働大臣が定めた医薬品等の品質管理基準)に準拠したクリーンルームで行われ、その取り扱いはクリーンベンチの無菌状態下で行われます。また、GMPに準拠した管理体制で管理され、医薬品レベルの安全検査が実地されています。生産過程において何度もウィルス・殺菌感染のスクリーニングテストが行われ、さらに最終工程では全数無菌検査を行い、合格した国産の製品のみを出荷している会社のものを使用しております。
【今美容が求められていること・・】
〈予防〉というワードの中でも〈予防医療〉は、最近さまざまな企業がキーワードとして注目しています。超高齢化社会により、医療費も増加の一方で「自立」して「健康」に「長く」生きることを目的とすると、必然的に予防意識をあげていく必要があります。
これを美容に置き換えてみると、〈予防美容〉の考え方が生まれてきます。衰えてしまった肌や髪を修復しようと奮闘するよりも、今の美しさや美肌、美髪などの健康美を長く、より良く保っていくべきではないかということです。つまり、ライフスタイルに溶け込んだデイリーケア、毎日のお手入れが重要なポイントとなります。
具体的にはどのような〈予防美容〉があるのでしょうか。ひとつは、食生活や睡眠、ストレスコントロールなどの生活面の改善ともう一つは、気づきと継続です。
例えば、まだシワが無いから大丈夫。まだ禿げていないから大丈夫。などと自分では気にしていない状況は、裏を返せば、シワが出来てからケアしよう。禿げてからケアしよう。と考えているのと同じです。将来的に、未来の自分がどのようにありたいかで、今すべきお手入れを実践していく。それが〈予防美容〉の第一歩となります。今から始めなきゃという気づきをきっかけに、続けられることを選ぶということが大切です。そうなってからより、そうなる前にケアすることが〈予防美容〉です。
【こんなお悩みありませんか・・】
・髪の毛のボリュームを保ちたい
・リフトアップに興味がある
・パーマやカラーの持ちを良くしたい
・好きなヘアスタイルをオーダーしたい
・若々しくいたい
・薄毛になりたくない
結局のところ薄毛になったら、好きなヘアスタイルもオーダーできませんし、頭皮が劣化するとつながった顔の皮膚もたるんでくるといわれています。地肌が衰えると、新しく生えてくる髪も細くてコシがなくなっていきます。そうなる前の〈予防美容〉です。
それを叶えられるのが、【atama.labo】です。
お客様お一人お一人のライフスタイルに寄り添い、最後までパーソナルにサポートさせていただける環境づくりをしております。ご自宅でのケアも本当に大事なので、時には厳しくプロとして生活習慣を正させていただくこともあるかもしれませんが、それは全てお客様みなさまの為だと想い、ご指導させていただいております。ですので、接客させていただきますスタッフを信頼していただけましたら、安心してお任せくださいませ。スタッフ一同、全力をもってサポートさせていただきますのでご一緒に〈予防美容〉を頑張りましょう!
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- 2018.05.26
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