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【毛髪診断士筆】それNG!やってしまいがちなNGヘアケア3選(前編)

はじめまして。atama.labo毛髪診断士の元井です。
3月になり、暖かくなるのかなと思いきや、この寒さ。洋服の選び方が難しいですね。
冷えは美髪の大敵ですので、大切なお体を冷やさぬよう・・・。
 
さて、今回は「それNG!やってしまいがちなNGヘアケア3選」をお届けしようと思います。
髪は人の第一印象の8割に影響すると言われています。
特に、男性からの視線が気になるあなた。男性は、髪でその人の「遺伝子」の良さを感じとっている、とまで言われています。(見た目ではなく、性格や中身を見てほしいものですがね・・・。)
気になるあの人をノックアウトするための「ツヤ髪」をキープするには、毎日のヘアケアが大切。
ということで、実は髪を傷めてしまっている「やってしまいがちなNGヘアケア」をご紹介します。さっそく今日から気をつけて、気になるあの人の前で素敵なツヤ髪をゆらしてみてください。
 
まず、ヘアケアの基本「ブラッシング」についてです。
ブラッシングするとき、あなたはブラシを髪のどこから差し込んでいますか?いきなり頭の上の方(髪の根元の方)から差し込んでいるあなた、それ、NGです!
ショートカットなら大丈夫ですが、髪が長い場合は変更しましょう。
 
良い方法は、まず、髪の毛先からとかしていくこと。毛先15cmを整えたら、次はその15cmくらい上、また15cmくらい上・・・というように、毛先から根本へ順番にとかしていきます。
これを、ステップワイズ・ブラッシングといいます。なんか、かっこいいですね。

どうしてこのように梳かすのが良いのかというと、ブラシを一度に通す幅が長くなればなるほど、髪に負担がかかるからです。
幅が20cmを超えると一気に負荷が上がり、400gを超える力がかかるそうです。
この力が大きくなればなるほど、枝毛の本数が増えます。
また、ブラシを上から一気に通すと、髪がひっかかって引っ張ってしまいますよね。これは言わずもがな、ダメージに繋がります。
ステップワイズ・ブラッシング。是非今日から実践してみてください。
 
次は、髪の乾かし方です。
私は髪のプロでありますが、髪オタクでもあるので、スポーツジムのパウダールームなんて行ってしまうと、物陰から人の髪の乾かし方をじっと観察してしまいます。
 
観察していて、一番多く感じるのは、みなさんドライヤーの風口が髪に近すぎる!!!ということ。
 
髪は、濡れているとキューティクルが開いた状態になり、非常に傷みやすくなります。そんな時、ドライヤーの高熱は髪にとって天敵です。
ドライヤーの熱がモロに髪を攻撃しないように、髪から20cmは離すようにしてください。髪へ届くまでの間に、熱風が少し冷めます。
 
ちなみに、atama.laboへ導入されている「復元ドライヤー」には、熱風で水分を乾かすのではなく、水分を振動させて蒸発させるという技術が使用されています。はじめて聞いたときは、感動しました。これなら髪の近くで使っても、熱で傷むのを防げます!
 
また、ドライヤーを持った手と反対の手で、やたらと髪をバサバサバサ!と振りながら乾かしている人もとても多いですね。私には髪の悲鳴が聞こえてきます。
その理由については、また次回お話します。来週更新しますので、楽しみにしていてくださいね。
(後編に続く)
 
●筆者プロフィール●
元井里奈/毛髪診断士・サプリメントアドバイザー・メノポーズカウンセラー(更年期カウンセラー)
慶應義塾大学卒業後、サプリメントの研究開発メーカーへ勤務。幅広い専門知識をベースに、薄毛や抜け毛に悩む女性の相談に応じる。その場しのぎではなく、美しい髪を育むことのできる体への根本的な改善策を指導。相談実績は1,000件を超える。自身も、0歳の娘を育てながら美髪育毛生活を実践中。女性用・美髪育毛サプリ「ヘアドルーチェ」ブランドディレクター。